”世界最速男”ウサイン・ボルト、意外と知られていないレース直前の姿
陸上男子短距離で2008年の北京五輪から3大会連続で金メダルを獲得したジャマイカ出身のウサイン・ボルト。五輪で獲得した金メダルは8つにものぼります。
2009年、ベルリンで開催された世界陸上では、100メートル走で9.58秒をマーク。さらに、200メートルを19.19秒で駆け抜け、世界記録となっています。2017年に引退したウサイン・ボルトですが、その前人未到の記録はいまだ破られていません。
画像:Instagramよりウサイン・ボルトが「Social Distancing」というコメントともにInstagramに投稿した画像から、いかに他を圧倒した速さを誇っていたか知ることができます。たしかに、ソーシャルディスタンスが保たれている・・・
その人並み外れた速さから”ライトニングボルト”、”世界最速男”などの異名が付けられました。
画像:つい先日、恋人カシー・ベネットさんとの間に第1子となる女児が誕生。パパとなったウサイン・ボルト | Instagramよりそんな最速スプリンターのウサイン・ボルト。意外と知られていない一面を自身のInstagramに投稿しています。
それがレース直前のウサイン・ボルトの様子をおさめた動画です。
かつてウサイン・ボルトが桐生選手に向けたこんな言葉があります。
君はきっと偉大な選手になるだろう。君は一度10秒01で走っている。
だからと言って「その記録を超えよう」と焦ってはいけない。
速く走ることばかり考えて、逆に遅くなる選手はたくさんいる。
速く走ろうなんて考えるな。”自分の走りをすること”だけを考えたほうがいい。
当時18歳だった桐生選手にウサイン・ボルトが語った言葉。さらに「最後にひとつだけいいかい?日本の陸上界に言いたいことがある」と続け、「桐生にあまりプレッシャーをかけないでほしい」と訴えました。
いいか、桐生。自分のために走れ。それが国のためになればいい。
まずは”自分のために走る”そして”楽しむ”
それが日本のためになるんだ。決して国のためだけに走ってはダメだ。
楽しもう。スポーツは楽しむものだから。
対談当初の桐生選手は10秒01を記録したころのこと。それから、日本人初の9秒台を記録することになるのですが、このウサイン・ボルトの言葉が力になったことは間違いないでしょう。
たった1回のフライングも許されない真剣勝負。そんなレース直前のウサイン・ボルトの姿は緊張しているというよりも、リラックスしているように見えます。
プレッシャーがどれだけ怖いものかを知っている王者の言葉。空気に飲み込まれず、楽しむ。
自分らしい走りをして、レースを楽しむために、ウサイン・ボルトはレーススタッフに自然な振る舞いをしていたのかもしれません。
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