本当に同じ色なのか?「チェッカーシャドー錯視」を実際につくって錯覚を検証する動画
Wikipediaによると、錯覚は「感覚器に異常がないのにもかかわらず、実際とは異なる知覚を得てしまう現象のこと」と説明されています。
有名な錯覚のひとつに「チェッカーシャドー錯視」があります。
画像:この「チェッカーシャドー錯視」を実際につくって錯覚を検証する動画「Incredible Shade Illusion!(信じられない陰影イリュージョン)」を紹介します。
Incredible Shade Illusion!
出典:YouTube 出典:YouTube 出典:YouTubeスタイジオに用意された実写版「チェッカーシャドー錯視」。
出典:YouTubeそこにひとりの女性が現れます。
出典:YouTubeTHESE 2 SQUARES ARE THE EXACT SAME SHADE
この2つの正方形(マス)はまったく同じ色です。
「本当に同じ色なの?」と思いますよね?ここから検証がはじまります。
出典:YouTube女性が薄い色のマスを手に取ります。
出典:YouTube徐々に濃い色のマスに近づけていきます。
出典:YouTubeすると・・・
出典:YouTubeやっぱり同じ色だ!まるで色が途中で変わったかのようです。
出典:YouTube移動させたマスをもう一度手に取ります。
出典:YouTubeそうして、元の位置に戻していくと・・・
出典:YouTubeやはり同じ色になっています。錯覚、恐るべし!
私たちはどれだけの過ちやミスを犯していくのか
錯覚を検証して錯覚であることがわかったからといって、「よしっ、これでありのままに同じ色に見えるぞ!」とはならないわけです。錯覚だと検証して証明しても、やはり違う色のように見えてしまうのです。
直感は何度も何度も繰り返し、期待通りに騙されてしまうのです。どうあがいても錯覚を打破することはできない!
視覚は人間において最も優れた能力で、この視覚をもってさまざまな進化を遂げてきました。
脳の働きの大半は視覚に使われ、”見る”という行為に多くの時間を費やしています。
つまり、視覚は私たちにとって最も長けた能力なわけです。その能力をもってしても、繰り返し裏切り続け、ミスを連発するわけです。
ということは、視覚よりも優れていない能力でしている判断や決断はどれほど多くのミスを犯しているのだろうか・・・と、ふと考えると恐くなりませんか?
自分が正しいと思っていること、当たり前のようにしている判断、自然としている物事の分別、そのどれもが疑わしいと思っても不思議ではないと思えるのですが、みなさんはどのように考えるでしょうか。
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