技と美に挑む!ロボットアームが人間顔負けの華麗な「新体操リボン」技を披露
2015/08/02

最新テクノロジーを中心にビジュアル表現の可能性を広げるクリエイティブプラットフォーム「FIG. -amana prototyping lab-」がロボットアームを使った、なんとも近代的なプロジェクトを行いました。
「FIG. Sports Project」と名付けられた、このプロジェクトはロボットアーム「Denso VS-050S2」を使って新体操の花形リボンの演技に挑戦するというもの。
Rhythmic gymnastics – 新体操 –

軽快なクラシックの音色・・・
絡むことなくリボンが優雅に舞います。

躍動するリボンはまるで生きているかのよう。

流線形のボディはどこかやわらかさを感じることができます。
円を描いたり、ジグザグに動きをつけたりと、鮮やかなリボンの流れるような動きが再現されています。

リボンが絡まず、キレイな動きを実現するためには常に柔軟に、かつ力強く動かしておく必要があると思いますが、お見事の一言に尽きる妙技です。
ロボットアームで6種類の動きを実現
新体操のリボン演技で披露されるパフォーマンスをソフトウェア上でシミュレーション。
その後、ロボットアームで実演し、最終的に以下にある6つの動きを可能としたようです(参照:http://figlab.jp/works/)。
Spirals

「Spirals(スパイラル)」の名前からもわかるとおり、くるくると螺旋形を描いています。
Snakes

ヘビの動きを模した「Snakes」。ジグザグにリボンを動かしています。
Vertical snakes

左右にリボンを振りジグザグを描いていた「Snakes」とは異なり、上下に大きく振りジグザグを描くのが「Vertical snakes」。
Figure eights

8の字をリボンで描く「Figure eights」。
Large circles

「Spirals」は小さな円を連続で描いていくのに対し、大きな円をぐるっと描くのが「Large circles」。このリボン演技をロボットアームで再現するのは難しそう・・・
Overhead circles

「Overhead circles」はロボットアームを伸ばし、上の方でリボンを旋回させるようにくるくると動かす演技です。
新体操リボンの演技もそうですが、たとえばスキップであったり、ダンスのステップであったり、人間が感覚としてやっていることをプログラミングをして体系化させることはとても難しいです。
それはまるで逆上がりのできない子どもや自転車に乗れない子どもに教えているような、「言葉でどう説明するの!?」という感覚に近いものがあるように思えます。
ロボットアームによる華麗な新体操リボンのパフォーマンス。そのような観点から見てみるとまた少し違うかもしれません。
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