64000匹のウミガメ、世界最大の群れを捉えた圧巻のドローン映像

オーストラリア北東沿岸にひろがる世界最大の珊瑚礁地帯、グレート・バリア・リーフで、産卵のために集まった世界最大のウミガメの群れをドローンのカメラが捉えることに成功しました。
ウミガメの映像はオーストラリア最北端沖に位置する世界最大のアオウミガメ営巣地として知られるグレート・バリア・リーフのレイン島で撮影されました。

上空から撮影した様子。海に向かってどんどん近づいていくと・・・


海にポツポツと白い点が無数に広がっているのがわかります。



そう、この白い点こそがウミガメなのです。
レイン島で産卵のために移動するウミガメの数、なんと約64000匹と驚異的な数字。
困難だったウミガメの生息数調査、初めてドローンでの撮影に成功

ウミガメは乱獲されてきたり、ビーチに人が押し寄せたことで産卵地が少なってきたことでその数を減らしてきました。さらに、近年では、海のプラスチックゴミや廃棄物の汚染によって大きな影響を受け、絶滅の危機にさらされています。
これまで絶滅の危機にあるウミガメの保護活動が続けられてきましたが、生息するウミガメの数を調査するのに苦労してきました。
当初は、ウミガメの甲羅に白い線を描いて研究者がボートから数えていました。
ある科学者は、荒天の中、小さなボートから何千匹もの塗装されたウミガメと塗装されていないウミガメを正確に数えようとするのは困難だったと語っています。
たしかにこの映像を見る限り、気の遠くなるような調査だったことは容易に想像できますね・・・

ドローンを使用することで、正確な数字がわかるだけでなく、より簡単で安全で、ウミガメにとっても優しく、映像データとして永久に保存ができるといった利点があるようです。
さらに今回、新たにドローンを使って生息数の調査をした結果、正確な数を把握していなかったことが判明。これまでウミガメの数を実際よりも50%以上も少なく見積もっていたこともわかりました。

ドローンでの初の生息数調査は成功とともに、今後の研究の大きな進歩をもたらしたのではないでしょうか。
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