上沼恵美子に酷評されるも笑いに変えたマヂカルラブリーは評価されるべき
2018/12/09
M-1の審査をめぐり、とろサーモン久保田さんとスーパーマラドーナ武智さんが”暴言”を吐いて上沼恵美子さんを批判した騒動が話題となっています。
上沼恵美子さんの審査に対する騒動は昨年のM-1でもありました。それが、マヂカルラブリーを激怒&酷評した事件。
「本気でやってるっちゅうてんねん!」上沼恵美子が激怒
昨年、初めてM-1決勝に進んだマヂカルラブリーは、決勝の舞台で「野田ミュージカル」という難解なネタを披露。「難解」と言ったのは審査員がつけた点数からもわかります。審査員7人全員が80点台をつけたのです。結果、マヂカルラブリーはファイナリスト10組中最下位に終わります。
ネタ披露後、司会の今田さんが上沼恵美子さんに感想を聞くと「ごめん、聞かないで」と顔を下に向け、視線を合わせようとしませんでした。
そして、上沼さんはこう続けます。「好感度を上げようと思ったら、審査員もね、いい点を押したらいいわけです。でも、本気で挑んでるんで、みんな。本気で私も挑んでます」。
このコメントに対し、マヂカルラブリー野田さんが「本気でやってるから!」と返すと、上沼さんは「本気でやってるっちゅうてんねん!こっちも!」と声を荒げ、厳しい表情に変わります。
画像:YouTubeさらに、「一生懸命がんばってるのはわかるけど、好みじゃない」「よう決勝残ったなと思った」などと辛らつなコメントを続け、マヂカルラブリーは「もうやめて!」と悲鳴をあげる事態に・・・
この日の翌日、マヂカルラブリー野田さんはTwitterを更新。「ねえ大恥かいたんだけど」、「ねー!!恥ずかしんだけろー!!東京ぅぅぅー!!!」と書き込みました。
ねえ大恥かいたんだけど
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2017年12月3日
ねー!!恥ずかしんだけろー!!
— マヂカルラブリー村上 (@mlmurakami) 2017年12月3日
東京ぅぅぅー!!!
このツイートは話題となり、ネットニュースにも取り上げられました。
上沼に酷評されたマヂカルラブリー、M-1で爪あと残す
上沼さんやめたらマヂラブはどうなるんや。。 #マヂカルラブリー #M1 pic.twitter.com/TgEOLJsGJn
— 柳瀬樟@コンセプガチ勢 (@sakunoX12th) 2018年12月4日
そして、上沼さんに酷評されたことをしっかり笑いに変え、挑んだ「M-1グランプリ2018」。
残念ながら、マヂカルラブリーの姿は決勝のステージにありませんでしたが、敗者復活枠発表の舞台で爪あとを残します。
陣内智則さんにマイクを向けられたマヂカルラブリー野田さんは着ていたスーツやシャツを脱ぎ捨て、上半身ハダカになり、「えみちゃん、待っててね〜!」と、スタジオの上沼さんに向け叫んだのです。
画像:YouTube前大会の”上沼さん激怒酷評”事件は会場の観客もスタジオのみなさんも全員知っていることもあり、マヂカルラブリー野田さんの言動にどっと沸きました。
マヂカルラブリーは決勝に進むことができませんでしたが、「負けて勝つ!」そんな言葉がぴったりの光景でした。
上沼激怒事件を笑いに変えたマヂカルラブリーを評価する声も
目の前で「好きじゃない」と酷評されて、悔しかったかもしれないですし、「おいしい」と思ったかもしれないですし、本当のところはマヂカルラブリーのお2人にしかわからないことですが、彼らは上沼さんを批判したり、文句を言ったりするのではなく、プロの芸人としてしっかり笑いに変えたのです。
このことはもっと評価されるべきだと思います。
ネットでも、今回のM-1暴言騒動を受け、マヂカルラブリーの素晴らしさを評価する声があがっています。
M-1後のお二方がやらかしたの見ると#マヂカルラブリー 野田の「えみちゃん待っててね〜」はホントすごい。決勝前で1番笑ったし好きになった#M1グランプリ
— ぱたけ@和牛 (@wagyuoshi) 2018年12月8日
今になって思えば、去年のM-1で審査員に軒並み低い点数を付けられ、上沼さんには説教じみた辛口コメントをされて思い通りに行かず悔しかったはずのマヂカルラブリーは、このことを自虐ネタにし、そして同じ道の大先輩をいじってしっかり笑いに変えてた。これが本来のお笑い芸人のあるべき姿だよ
— オメガテトラ (@omegatetra_) 2018年12月4日
とりあえず上沼恵美子に怒られてもそれをネタに出来たマヂカルラブリーを上げる風潮来ようぜ
— はりや (@hitomishiri_man) 2018年12月7日
上沼さんはM-1審査員の引退を宣言。マヂカルラブリー野田さんはTwitterで「この先僕らは誰に叱られたらいいんだ」と書き込みました。
この先僕らは誰に叱られたらいいんだ https://t.co/f7D4ZtzwQm
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) 2018年12月3日
審査員から悪い評価をつけられたという真実は変えられない。お笑いの力が足りなかったのか、審査員にお笑いを評価する力がなかったのか。それはわからない。
そのどちらでも、下された評価というのは変えられないのです。
その結果をどう受け止めるのかが重要なんだと思います。
今回のM-1に関して言えば、プロの芸人として不満を言うのか、笑いに変えるのか。
笑いに変えたマヂカルラブリーに拍手を送りたいです。
みなさんはどう思ったでしょうか?
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