清掃員「引っ越しをするときはゴミ集積所をみて」一体なぜ?
引っ越し、みなさんも何度か経験があると思います。
不動産屋に行き、家賃や立地などの条件を伝えて、物件の候補を提案される。時間があれば、そのまま内見に行き、気に入れば契約と。
スムーズに、大雑把に言えば、このような流れで物件は決まり、引っ越しすることになります。
しかし、引っ越しをするときに必ずチェックしておいたほうがいい場所があるとのことなんです。
それが「ゴミ集積所」。
ゴミ収集会社で働く芸人『その土地の民度は「ゴミ出し」に表れる』
そう主張するのは、ゴミ収集会社で働くお笑い芸人の滝沢秀一さん(お笑いコンビ・マシンガンズ)。
お笑い芸人でもあり、ゴミ清掃員でもある滝沢さんが書いた東洋経済オンラインに掲載された記事によると、『その土地の民度は「ゴミ出し」に表れる』と述べられています。
ゴミ集積所をきれいに管理しているところであれば、その近隣の方々がしっかりとルールを守っている可能性が高いとのことです。
ゴミの集積所がキレイに保たれていれば、お互いにルールを守るような環境にあり、騒音などのルール違反も同様に厳しく取り締まっているだろうと推測されます。
日本のゴミ出しルールは、日本に住む外国人からも「厳しい」や「面倒くさい」などの声があがるほど複雑です。
しかし、このひとつのルールが守られていない地域は、ほかのルールに関しても守られていない、またはルールを破りやすい傾向にあると思います。
無法地帯の「渋谷ハロウィン」で大量のゴミ
ここでひとつ思い出されるのが、年を追うごとに異様な盛り上がりをみせる「渋谷ハロウィン」の問題です。
渋谷ハロウィンの問題点として、主催者がいないことがあげられています。
主催者がいれば、パレードなど、どういったルールで行うか決めて、イベントを盛り上げることができますが、主催者がいなければ、それはルールがない無法地帯と化します。それが渋谷ハロウィンの状況なのです。
一方、史上最大規模の川崎ハロウィンは約2200人がパレードに参加、沿道には約12万人の観衆が集まりましたが、渋谷ハロウィンのように大きな騒動はなかったようです。
川崎ハロウィンは主催者がいて、仮装をして決まった時間に、決まったルートを歩くというルールが決められているのが大きな理由とされています。
そして、渋谷ハロウィンの終わった後は、あちらこちらにゴミが捨てられ、渋谷の街はひどいありさまに。
今年は東京都渋谷区と愛媛県松山市のハロウィンに参加出来た。
— マヤランド (@7mayaland) 2018年10月31日
渋谷区では毎年のようにゴミの放棄問題。
比べて愛媛県松山市、ハロウィンで人が集中する大街道、
イベントも終わり帰宅時を見てみよう。
歩いてみてもゴミひとつ無い。
人数の問題とかではなく一人一人の意識と行動の問題だと実感した👍 pic.twitter.com/cPkM5cBl42
マナーやルールを守れない環境に人は置かれると、ここまでひどいことになるかと・・・大量のゴミだけではありません。今年は軽トラ横転に、痴漢や盗撮などの被害も。
仮装をして渋谷に来ている人、ひとりひとりの意識の問題はもちろんありますが、ルールがあればまた違った結果になったのではないでしょうか。
ゴミ集積所が汚れていくのも、ひとつのルールを破ったところからはじまっていくのだと思います。
引っ越しで物件を探す際は、ぜひゴミ集積所もチェックするようにしましょう。
ゴミ出しが雑な地域ほど「民度が低い」根拠 清掃員をやってわかった「引越しの3原則」(東洋経済オンライン)
日本のゴミ出しルール、外国人はどう思う? – 「分けすぎ」「環境に優しい」(マイナビニュース) |
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